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皆様、お元気でお過ごしのここと思います。
日々、ご自愛くださいね。
先日、平城遷1300年の打ち合わせで、大阪へ行きました。
そのとき、奈良県のご依頼で作曲した「大和路シンフォニー」のお話になり、
にわかに、懐かしさで胸がいっぱいになった私です。
数年前の秋、
このシンフォニーの初演を奈良県文化会館国際ホールで行うにあたり、
4楽章の合唱の指導で、真夏の奈良へ何度か足を運びました。
夏の奈良は、とても暑い。
母方のご先祖様のお墓が奈良にあるので、
お盆の時期になると、毎年奈良へ行っていた子供の頃を
思い出しながら、練習場所へ向かう途中、ちょっと遠回りして鹿に会いにいったり。
興福寺の蝉の声を聞きながら、初演の成功を願ったことを思い出します。
練習はとてもとても楽しくて、合唱にご参加くださった県民の方々の張りのある
美しく清々しい歌声に、作曲した私自身が、
まるで人ごとのように感動してしまうほどでした。
オーケストラ部分で演奏くださったフルートの高桑さんや、
中国古箏のジャン・シャオチンさん達も、「素晴らしいですね。。。!」と感激。
西洋の楽器、中国や日本やインドの民族楽器とともに、
奏者と合唱の皆さんの奏でる音は、ひとつの宇宙空間を創り出し、
私にとっては忘れられない初演となりました。
4楽章では私は指揮に専念するため、当時、大阪芸術大学4年生の学生だった、
ひろこちゃんにピアノを弾いて頂きました。
合唱練習のピアノもお願いし、私との息もぴったりで、
彼女は本当に素晴らしいピアニストです。
私は作曲したものをコンピューターで打ち込み、
一人で簡潔する作業をすることもあります。
それはそれで、面白い。
ですが、こうやって、人間が集まり、互いの音色、声を聞きながら
ひとつの世界を構築していく音作りが大好きです。
私の作曲イメージで紡いでいった音符が連なる譜面から、
作者である私の意図を解釈し、さらに、その音符を弾き手、
歌い手の解釈とテクニックにより、私の思っていたイメージをさらに増幅し、
美しい音色にして応えてくださる。
人間ならではの、その人それぞれの感性で・・・。
その様に、指揮する手、ピアノを弾く手が震え、私自身が感動してしまうのです。
この手応えを感じるたび、
元となる作曲を頑張らねばと、痛感する私です。
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(平和芸術家)
☆東邦音楽短期大学
音楽学部特任講師
☆平城遷都1300年記念
事業協会評議員
☆平城遷都1300年記念
事業音楽広報大使
東邦音楽短期大学音楽学部作曲楽理科に在学中より、テレビドラマ、映画音楽の作・編曲など、プロとしての活動を始める。
「3年B組金八先生」、「毎度おさわがせします」、「フレンズ」、「日曜東芝劇場」、「ポーラ連続テレビ小説」、「マンハッタンキッス」、文化庁芸術祭参加作品など、数々のドラマ、映画、映像の音楽や主題歌を手掛ける。
CMでは「日本香堂(出演・音楽)」、「伊勢丹春秋キャンペーン」、「雪印」、「キューピー」、「旭化成(全日本CM大賞受賞・出演と音楽)」、「積水屋根瓦」、「クレフ化粧品」などの音楽も手掛ける。
メディア活動では、ラジオのパーソナリティとして東京FM「ハートオブサンデー」を5年間勤め、アナウンサー福留功男氏と共にBAY-FM「パワーフライデー」のパーソナリティを2年間つとめた。
テレビドラマにも役者として数本出演、報道番組のゲストコメンテーターとしても活躍する一方、エッセイも多数執筆。
また、アーティストのプロデュース、編曲、楽曲提供も手掛ける。
(谷村新司、林明日香、森山直太郎、シャオロン、高桑英世、ジャン・シャオチン、ジャー・パンファン等)
国内の活動だけでなく海外公演も多く重ね、再演の呼び声も高い。